2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

祈る

真に祈るときまるで天と地の間に浮遊してるようだと私は思う。 自分をつなぎとめているものから離れ上にあるモノに身を預ける。 あるいは斜め上から頬をなでる風に身をまかせる。 その状態が祈るということではないかと私は思う。 本当に祈るというのは大い…

甦りの記録

外に真(まこと)を求めた日々は 空しく彷徨うよりなく 求めても求めても 渇きひりつき餓えもがき 求めても求めても 癒しはどこにも見いだせなかった そしていつしか私は死んだ 自ら覚えることなく 億年の時をへ 命の不在に耐えかね 己の墓を覗き見た(マリ…

自分の感情を自分のモノとして勝手に操って

自分の感情を自分のモノとして勝手に操ってる おそらく物心ついた頃から当たり前のように なぜだろうどこでエデンの外へ それとも一旦外へ出ないことには戻ってこれないとか 選ぶのは人間に任せられていることだし そういうことなのかしらね 一度出て迷子に…

招く声

聖句は数多く在る扉の一つ 生命への招き 頭で読んで入っていける世界ではなく 招かれて初めて入ることができる 招きはいつも向こうから こころの深奥から魂の奥底から 自然界の中に日常の中に 苦悩のなかに歓喜のさなかに その体験から物語は生まれ 語り継が…

" not too much God, not too much selfish "

" not too much God, not too much selfish " 自我を排除すると神は誕生しない このカラクリを知るのになんと長い年月を要したことか 右に傾いたり左に傾いたり 上(天国)に傾いたり地(俗世)に傾いたりと それらの全部が同時に存在すること 人間の浅はか…

聖書は神の国への扉のひとつ

ストーリーとして追うと支離滅裂ともみえる聖書 しかしそれは魂の世界をコトバをもって伝えようとしているから だから一句一句魂で読むとき 天の国へと私たちを招く扉となる わたしの後に従いたい物は、己を捨て、日々、自分の十字架をになって、わたしに従…

のの子(ワンコ)のこと

のの子が逝ってほぼ3ヶ月になる 17歳半だった 最初の1ヶ月は笑うことが出来なかった いなくなったことすら口にできなくて 「これまで可愛がってくださってありがとう」 かわいがってくれた人たちにメールでお知らせした 泣かずに話せるようになったのはお…

わたしの浦島太郎物語

聖書の中で”わたし”という方に会いたいと思った。 小学高学年だった。 ただそう思った。 そして私『I』は”わたし”『I AM』に会った。 ”わたし”は私の深奥に在った。 私の命そのものだった。 そこは死の陰すらなく命に充ち満ちていた。 ある日私は気づいた。 …

天と地とその間と

内なる想いと外からのサイン その間を行き来するまなざし そのいづれもがあって初めて調和が生まれる 俗と聖 光と陰 真莪と自我 このカラクリ子どもだった私には想像だに出来ないことだった 試行錯誤どちらかに偏ってはそのたび真を見失った 私の中に浮上す…

宇宙(そら)から

えも言えぬ音楽で目を覚ました 東京の小さなアパートの一室 寝てる真上から聞こえてきた 宇宙船からと確信し 確認しようと思うのだけど 音楽のあまりの心地良さに まるで金縛りにあったよう 身体が動かない 明日はこの話で持ちきりだぞ と思いながらそのまま…

なーんもない

何をしてもいい そう言われてもなーんもない ただ世界の美しさを観ている 生命(いのち)の完全さを感じている ただそれだけ 何人になってもいい そう言われてもなーんもない ただ自分の中の宇宙を観ている ひとつながりの生命を感じてる ただそれだけ 何に…

どこまでもどこまでも

こころ模様を映す 鏡に映す それをさらに鏡に どこまでもどこまでも 鏡は果てしなく続く どこまでもどこまでも 映されたそこにだけ ”わたし”は在る このカラクリを仏教徒は 色即是空 空即是色と?

ふわりふわふわ

浮かんだ想いに つきそう 支離滅裂に動き回る想いに つきそう あなたはいったいどこへ 向かうというのか なんの前触れもなく まるで風のよう 時世も場所もお構いなしに 放浪う あなたが留まれば 私も留まる 濁った水溜りだろうと 真っ暗なトンネルだろうと …

外を求むべからず

「般若を修する菩薩なり。人々(にんにん)みな観自在なり、外を求むべからず。 外に道を求めていたとき 私は飢え渇き 悶え苦しみあがいた 独りを引き受けたとき渇きは止み 飢えは満たされ命は甦った このカラクリを見事に説明してくれたのがこの文章だった …

インスピレーション

Nathing real can be threatened. 実在するものは脅かされない。Nathing unreal exists. 実在しないものは存在しない。Herein lies the peace of God. ここに神の平安がある。 (by奇跡講座) 「声は、音声として聞こえたのでもなく、自動書記でもなく、イン…

赦し

友へ まず己を赦してください 赦すということは裁かないということだと私は理解しています これは悪いこれは良いなどと判断することなく ただただ己のありのままを見てください するといつの間にかそれらは水に流れていきます 恨み辛みも流れていきます 深く…

そして、その場所を初めて知ることになるのだ。

探し求めることを止めてはならない。 その努力は最後には報われて 出発した元の場所に行き着くのだから そして、その場所を初めて知ることになるのだ。 (T・S・エリオット) 何をどうしたら良いのかわからない これは元の場所に行き着いたときの私の感想 あ…

宗教の原点

魂の源泉に気づいた人々が 語り継いできた物語 それを後の人々が宗教と名付け 源流を見失ってしまった 宗教もどきみたいなものになり 話がなんだかおかしくなってしまった 原点はそもそも宗教であることなんてすら 意識してなかったと思う 原点から大きく逸…

宗教の意義

宗教に意義というものがあるとしたら 救いを求めてくる一人ひとりを 最終的にはその宗教から独立させること その深淵にふれたなら人は たった独りで立たざるをえなくなるのだから

ムンクの叫び

ムンクの『叫び』は 私自身の姿だった。 中学校の教室 私はそこに己の姿を見た ふるさとを遠くはなれ彷徨う者の叫び 己を疑ったゆえ見失った者の嘆き絶望 幾星霜へて 故郷に帰った今も ムンクの絵が浮かぶと 当時の私が甦る その小さき私をそっと抱きしめる

ほんとのはなし5

人生を蹴飛ばすまえにも一度 あの世界に帰ってみよう 決断それだけで それまで微動だにしなかった 扉が開いた 風が動いた いくべきところへ 私を運んだ 決断するだけでいいということ 真に望んだことは叶うということを この時学んだ 生命の神秘への旅が再び…

♪わかっちゃいるけど

♪分かっちゃいるけど止められない 植木等の「スーダラ節」 その分ちゃいる方こそ 共なる存在なんですよね あまりにも身近すぎて あまりにもあたり前すぎて 軽く扱ってしまう 無視してしまう 時には抹殺してしまう 十字架に架けてしまう 気づかなかったふり …