ふわりふわふわ

浮かんだ想いに
つきそう
 
支離滅裂に動き回る想いに
つきそう
 
あなたはいったいどこへ
向かうというのか
 
なんの前触れもなく
まるで風のよう
 
時世も場所もお構いなしに
放浪う
 
あなたが留まれば
私も留まる
 
濁った水溜りだろうと
真っ暗なトンネルだろうと
 
いつまでという期限もなく
どこまでと知らされることもなく
 
お付き合いするよりなし
ただひとつのリアリティ
 
ふわりふわふわ
旅をする
 
こころの中を
旅をする