ほんとのはなし5

人生を蹴飛ばすまえにも一度
あの世界に帰ってみよう
 
決断それだけで
それまで微動だにしなかった
扉が開いた
風が動いた
いくべきところへ
私を運んだ
 
決断するだけでいいということ
真に望んだことは叶うということを
この時学んだ
 
生命の神秘への旅が再び始まった
ほんとに知りたかったのはこのこと
真に望んだことはこのこと
生活の安定より
神秘体験より何より
 
神とはいったい
人とはいったい何ものなのか
生きることの意味とは
通奏低音のように
幼い時よりずっと纏わり付いた問い
 
そして今も続く
生命の神秘の謎解き