2018-09-28 甦りの記録 外に真(まこと)を求めた日々は 空しく彷徨うよりなく 求めても求めても 渇きひりつき餓えもがき 求めても求めても 癒しはどこにも見いだせなかった そしていつしか私は死んだ 自ら覚えることなく 億年の時をへ 命の不在に耐えかね 己の墓を覗き見た(マリアがしたように) 泣きながら震えながら しかしそこに屍はなく 姿異なる新しい命があった