のの子(ワンコ)のこと

 

のの子が逝ってほぼ3ヶ月になる

17歳半だった

最初の1ヶ月は笑うことが出来なかった

いなくなったことすら口にできなくて

「これまで可愛がってくださってありがとう」

かわいがってくれた人たちにメールでお知らせした

 

泣かずに話せるようになったのはおよそ1ヶ月過ぎた頃 

それまでは涙でつまって言えなくなっていた

 

度重なる引っ越しをはじめあの子を取り巻く環境幾度となく大きく変え振り回してきたと

もっとのの子の立場にたって考えてあげれば良かったと

悔いてばかりいたある日気づいた

それってわたしのおごりでは?

のの子は私を育てるために使わされて来て

その役目を果たして逝ったのだと

 

もちろん今でも悔いる心がチラチラ顔をだすけど

長い間ありがとうってそう思える

 

だけどだけどせめてもう少し生きててほしかった