49日

画面に吸い込まれ 海に吸い込まれ 何度も沈んだ 見る度海に沈んだ 繰り返し繰り返し 海面に浮上し息が できるようになったのは それからようやく49日が 経とうとしてた頃だった

ヒースクリフ

「2人を裂くことなんかできなかったはず」 「きみが自分の意志でしたんだよ」 今にも命消えいこうとしてるキャシーに ヒースクリフは言う エミリー・ブロンテが嵐が丘で描いたのは ヒースクリフに象徴される黒い存在 人の内なる黒いもの 受け入れたくないも…

メアリー・ライリー

横暴な父親に閉じ込められた納戸で ネズミに齧られた過去を思いだす これが切っ掛で様々な過去の出来事が 走馬灯のように甦り押し殺していた ハイドが顔をのぞかせる 幼き己の泣き叫ぶ声で目覚める 繰り返し繰り返し甦る過去の悪夢 姿を現したハイドそのなす…

グリグリ

グリグリグリグリ こころがなくよ 母さん恋しと こころがなくよ グリグリグリグリ こころがなくよ ふるさともとめて こころがなくよ 母さん母さん どこにいるの 母さん母さん ほんとにいるの 母さんいるから こころがなくよ 母さんいるから こころがなくよ …

水が足りない

水瓶にいっぱい水を満たしたならぶどう酒に変わった 聖書に描かれたカナの婚姻でのエピソード わたしの人性をあるがままのわたしを 捧げるときひとは聖なるものを受けとめます ヨハネは叫びました 水と血がでたと

同じじゃないからみな大事

自然のなかにはないよ 同じものはないよ 葉っぱだってちがうよ いちまいいちまいちがうよ アリさんだってちがうよ いっぴきいっぴきちがうよ 人間だってちがうよ ひとりひとりちがうよ 同じだったらつまんない 同じにゃないからみな大事

ハシ

ハシヲ ワタッテ ムコウへ イク ハシヲ ワタッテ コチラへ クル ハシヲ ツカッテ タベモノヲ タベル ハシヲ ツカッテ タベモノヲ ワケル ハシラヲ ノボッテ テンへイク ハシラヲ ツタッテ オリテクル アリラノ ハシカラ コチラノ ハシへ コチラノ ハシカラ …

仕手(シテ)

未生より招く手あり わたしの前に わたしの後に わたしと共に 存在の深奥(おく)から 鏡のむこうから わたしを招く わたしは招く 御手(みて) それは あの方なのか わたしなのか

マンマ

ンマ ンマ ンマ ンマ ンマ ンマ ンマ ンマ マンマ マンマ マンマ マンマ ママ ママ ママ ママ ママ ママ ママ ママ お母さんはたべもの 大事な大事な食べ物 ンマ ンマ ンマ ンマ ンマ ンマ ンマ ンマ マンマ マンマ マンマ マンマ ママ ママ ママ ママ ママ …

母さんのマント

母さんのマント大きいね 宇宙(そら)の広さより大きいね 母さんのマント深いね 海の深さより深いね 母さんのマントあったかい 水鳥のおふとんよりあったかい 母さんのマントいいにおい お日さまのにおいよりいいにおい 母さんのマント包むね なんでもなんで…

こころを受けて

いいよ それで いいよ それで 受けとめて あなたのこころ 受けとめて あなたのおもい 受けとめて あなただけは こころを受けて こころにとめて

eat pray love

神はあなたの中にいる 神は私と共に私の中にいる 映画『 eat pray love 』 主人公エリザベスの言葉 この言葉が聞ける人たちを 羨ましいと思った ”神はあなたの中にいる 神は私と共に私の中にいる” この世界に気づいたとき私は小学生だった しかし誰もこのこ…

バナナが食べたい

バナナが食べたい バナナが食べたい バナナが食べたい バナナが食べたい バナナが食べたい バナナが食べたい ほんもののバナナが

浦島太郎は私だった2

玉手箱を開けておじいさんになった 手を叩くと音がでる 片方ずつ叩いても音は出ない まず叩くことすらなりたたない こんな自明のことを確証を得ようと 玉手箱を開けたのはわたしです Like0

浦島太郎は私だった1

開けてはならないと言われた 玉手箱を私は開けてしまった 食べてはならないと言われた りんごを私は食べてしまった 生命があふれ光に満ちた世界 ほんとうにあったのだろうか 「そうだよ」が得られなくて 己を疑い思いあぐねのたうち 十代にして私は老いさら…

マリアと観音菩薩

マリアは人間なんだから崇拝するのは 偶像崇拝だという考えがありますが マリアはあなたの内なる聖母神 その聖母神にあなたも出会いますようにとの願いが 呼びかけがあのマリア像なんです 仏教でいうとことの観音菩薩に通じるでしょうか

ありのままを

肯定してくれる人を求めたが出会えなかった 己が己を受け入れなかったからだと 無知不遜を後に恥じた 自分を受け入れたとき何かが起きる 何かが発動し誰かに出会う そして生命の神秘に触れる マリアがお手本を示したように 己の墓を覗き込もう ありのままの…

聖書は一句一句が招き

聖書は一句一句が招き イエスによる招き「私のもとにいらっしゃい」 招きに応じて目の前の扉を開けるかそれとも 選択権は人間に与えられてる 意味不明な物語 その一つひとつが招き どれが扉になるかは人によって違う しかしその人に一番あった扉が用意される…

水にながす

水に流すとはなかったことにすることではなくて 己自身をまるで第三者がごとく観る うらみつらみ怒り悲しみetc 浮かんで来るたび そうするとだんだんと薄くなって いつのまにか消え去って行く ものごとによっては長の年月かかるかもしれない がいつしか癒さ…

なりきる仏教

仏教は真実になりきり キリスト教は神の前に立つ真実 とある仏教学者がおっしゃったけど なりきらなければイエスには出会えない

すべての人とともに

イエスという方は 特別な人と共にいるのではない すべての人とともにいる 仏教には真人真我 ということばがある

私が出会ったイエス

聖書の中でワタシという方に会いたいと思った 「ワタシだ」私の深奥から 神とは 人とは 命とは 果てしのない旅がそのとい始まった 小学高学年だった

仏教によりキリストが

イエスが何者であったか 理解を助けてくれたもの 仏教徒による様々な智慧 かたり継がれてきた昔話 そして 日々を丹念に生きること

私がないときに

私がないときにワタシは在る 問いかけられるときワタシは在る 風が光が雨が花が草木があなたが あらゆる物事が私に問いかける 問いに応えるときワタシは在る 私があるときワタシは消える

なにをおそれるか3

♪神さま神さま私たちをあなたの良い子にしてください♪ 日曜学校で数えきれないほどに歌った いつしか良い子でないこと良い子でなくなることに恐怖した 間違わないよう間違った生き方をしないよう毎日ビクビク ところで”神さまの良い子”って? 今私は知ってる…

今を生きる

いま感じてることを いま思ってることを すべて受け入れると いうことはあらゆる 想い荒れ狂う思いに 心を添わせることだ 世の常識を逸した事 人類の教科書にない できごとあらゆる事 しかしそれは自我の 死を意味しその自我 は死に物狂いに抗う 気づけばま…

もうけものの人生

導いてくれたこれまでのことを捨てさるよう促された 内的促しと呼ばれるものでたっぷり3年4年と続いた それまで己を支えてきた思想及び神秘体験を含む諸々 それらすべて捨て去るようにという促しだ その理由は独り立てということだと理解している たった独…

流れに添うて

心の流れをながめる 様々なものが流れる その一つ一つに心を 添わせる一つ一つに 我が物顔に操作する ことなく一つひとつ 流れくるものを愛で つつ死ぬまで生きる 初めて会う気持ちで 一つ一つにときめき そんな風に生きたい と願う今日このごろ

初めまして

初めまして”わたし”というあなた あなたは何を思い何を感じているの 知らない海に入るように探検します まるで記憶をなくした人間のように 毎瞬間死んで生きようとおもいます どこかでお会いして気づかないかも だけどあなたのことが嫌いだという ことではな…

ほんとの自分を生きる

こんなタイトルつける理由とは!? それはどうしても世間に迎合してしまう自分がいる から 真に力(パワー)があるのは真莪だと分かっていても 己に逆らわずごまかさず誠に生きることだと 知っていてもいや知っていながら 現実(の世界)に生きていると 知ら…