同じものは一個も

同じものは一個も創らなかった

それがあなたがた人間の望みだったから

あなたの存在がかけがえ無いものでなくなるでしょ

覚えてないかもしれないけれどあなたはそう言ったの

唯一でありたいと

だから一つとしておんなじものは創らなかった

それなのに自分は誰にも分かってもらえない

孤独だという

だから私はあなたの共となった

そんな”わたし”をあなたは見ようともしない

会いたいとも思わない

いえ避けようとすらしてる

いっそ"わたし"の方が孤独