矛盾のきわみに

すべてには表裏があって

その片方だけでは真は観えてこない

仏法が中道を言うのはそういうことだと思う

 

その双方を観ることで全体が観えてくるそして

全体を観ないことにはコントロールすることはできない

 

しかし私たちはその片方の面だけをみるよう

生まれ落ちたときから促される

 

良い子でいなさい

親の先生のいうことをききなさい

 

それは悪いことそんなこと言ってはいけません

人を悪く思ってはいけません

 

そして私たちはそれらを捨てさる

捨て去ったと思い込んでる

 

しかしそれらは裏に隠れてるだけ

蓋のしたにはそのまま残っている

 

観ないかぎりそれらは流れていかない

観るから水に流れていく

 

この真理になかなか思い至らない

矛盾の極みに真理があることに