喉から手が出るほど知りたかったこと3
私は”だれ”なのか
神は”何者”なのか
生きるとは生命とは
求めて求めて
そしていま現在至ったところは
まったくの根源
あたりまえの世界
聖書や仏典にと
先人は物語に託し
それぞれの文化を背景に
心をくだき魂のすべてをかけ
ひとりでも多くの人へ伝えるべく
一筆一筆綴った
あたりまえの世界
まったく普通かつ普遍の世界
そべてがあたりまえとなる世界
そんなあたりまえの世界をエミリー・ブロンテは
嵐が丘という物語に託し
ロバート・ルイス・スティーヴンソンは
同じくジキルとハイドによせた
なぜなら私たちは今ここに息き
ここにのみ生きてる
これからもずっと追い求め続け
ここにしかほんとうには生きられないから